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PlanterCottage Blog

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リキトライバルからのお知らせ

「田園工房(国立市富士見台)」との関わりについての御報告

『田園工房』については、既にご存じの方もいらっしゃるかとも思います。
この場所についての此処最近の動向について、日頃、プランターコテッジならびにリキトライバルの活動に対しご理解、ご支援下さっている皆様にお伝えする必要があると思いましたので、プランターコテッジBlog、RIKI-TRIBAL・HPにて御報告することに致しました。

プランターコテッジの運営主体であるリキトライバル代表、小池マサヒサは、昨年夏頃より、東京・国立市富士見台において、地域に暮らす人々が、ものづくりができる工房をつくりたい…というオーナー(土地と建物の所有者の方)の想いに賛同し、これに対し協力してまいりました。
この場所の名称「田園工房」はオーナーが決めた名称ですが、私は、田園工房の実現に向けた、様々なアイディアや運営方法の提案・検討をはじめ、今年7月より始まったカフェ事業に於いては、空間のデザインから施工まで、多様な要素に対して自主的に、主体的に関わってまいりました。
この構想に賛同・協力した理由は、場所の立地と広さ。そして、土地の所有者であるオーナーが「自分でつくる」というきっかけによって人が繋がる場づくりを望んでいるということ。
既に10年を経過したプランターコテッジですが、場所の広さと立地条件から、イメージはできても実現できないことはたくさんあります。そうした幾つかをこの場所で実現できる可能性があるかもしれない…そう思ったからでした。

私はまず、この構想を進めるにあたり、地域に暮らす人々の声を聞くと同時に、「田園工房が目指すイメージを発信する必要がある…と考えました。
このことについては、長い時間をかけてオーナーと話してきたつもりです。
単なるカフェ運営でしたら、東京で、しかも国立市で、この時期の開店は少ないと思います。
しかし、地域の「ものづくり工房」を目指すのであるならば、地域を知る為にも、田園工房を知ってもらうためにも、交流の場づくりは特に重要であると考え、それをするなら早いほうが良いのでは…と考えたのです。
国立市という場所の特性(学校が休みになるなど…)を考えれば、7月、8月という季節の事業運営は厳しいであろうとのことは予想できましたが、この場の今後に対する皆様からの期待の声は大きく、多くの方々が足を運んでくださる状況は、私の想像を上回るものでした。
工房としてチラシ・広告に資金を回す余裕がない状況の中、頼りは人々の口伝てしかありませんでした。そう考えると、オープン以降これまで訪れてくださったその殆どが、人々の声が繋がった結果だったのだと思います。この構想が実現してゆく過程では、多くのヒトやコトやモノが繋がって行くことが十分予想できるスタートであったと思います。

ところが、8月も後半になって、オーナーから突然、このプロジェクトそのものの見直しが必要との意向が伝えられ、これと同時に、早急に田園工房からの全ての私物を撤去してほしいとの要請がありました。
この意向に関してオーナーは多くを語られてはおりませんが、(他の関係者にも)
「この挑戦は間違いだった。たくさんの人々が関わることによって、本来の計画(オーナーが抱いていたイメージ)とは、あまりにもかけ離れたものになってしまった。人と一緒に進めるのは大変…。損失をこれ以上増やさない為に一刻も早く、今の状況を改め、できる限り早急に生産性を上げる方向性に切り替える必要がある…」と言うような見解をお持ちのようでした。
田園工房の今後についても同様に私たちに伝えられてはおりませんが、ご自分たちだけで運営してゆくそうです。
大変残念な見解ではありますが、あくまでも構想の賛同者であった私としては、土地所有者であるオーナーが方向性を修正すると判断する以上、見解に疑問はあろうともこの見解に従う他ありません。
様々な人々の意見を聞きながら判断しなければならないご苦労もあったかとは思います。
ただ、最終的には、全てについてオーナー自身が判断し決断した結果であることだけは認識して頂きたいと思っております。

私もプランターコテッジの代表ですからそれは同じ…。
今年4月からプランターコテッジの運営方法は大きく変化しました。
私も妻もプランターコテッジにいることができない時でも、仲間がこの場所を支えてくれています。
これは本当に嬉しいことです。
プランターコテッジの10年間がこの美しく素晴らしいことに繋がっているのだと思います。
この場に訪れる人々が責任をも分かち合うこと。
こうした場づくりを進めている責任は私にあるのは当然のことだと思います。

9月3日に、工房内にある私の私物は全て運び出しました。
引っ越し作業をお手伝いして頂いた方、本当にありがとうございました。
しばらくの間は、国立市の近くで荷物を保管させて頂けることになりました。
近く、全ての道具や材料を長野市に移す予定です。
田園工房での構想よりは幾分小さな場所ですが、今後は、長野市にて、「自分でつくる」で人々が繋がれる場所づくりを始めるつもりです。
(田園工房カフェのため制作したカウンターキッチンは、オーナーが使用するとのこと。オーナーに譲渡するに至りました)
昨年11月に、「くにたち市子供体験塾支援事業」として開催したWSで制作した、「土の家」と「土の壁」については、オーナーは不要とのことですので、近く責任持って、解体撤去することにいたしました。
もうしばらくの間は田園工房北側エリアで見ることができます。

※お願い!!
この「土の家」と「土の壁」に使用した土は、国立市近郊の残土(赤土)に細かく切り刻んだ藁を混ぜ、子供たちと一緒に足で踏んでつくった貴重な土です。
量にして1立米ほど…。
この土は伝統的な日本家屋の土壁として用いているものと同じ土で、再生使用できる完全な自然素材です。
しかし、残念ながら、私たちは現在、この土を確保・保存しておく場所がありません。現状では、産業廃棄物処理業者さんに残土処理をお願いすることになります。そこで、
この土が欲しい!という方。
この土で壁や家をつくりたい!という方がいらっしゃいましたら、どうかご一報
下さい。 土はもちろん無償で差し上げます。

メール rikitribal@yahoo.co.jp
電話は、090-8505-1280
小池マサヒサ までお願い致します。


7月のカフェオープン時より日替わりカフェマスターをして頂いていた方々も既に全員、退去しています。
皆、それぞれの場でそれぞれの活動を開始しています。
そんな皆さんの近況などは、PlanterCottage Blogでもご紹介させて頂くことにいたします。

これまでこの「場づくり」に関心を寄せ、協力して頂いた方々には、
心よりお礼申し上げます。

リキトライバルは今後、『田園工房』に関わることは一切ございませんが、
ここでの経験を活かし、次の場づくりを開始したいと思います。
もちろん、図書館&ギャラリー・プランターコテッジの活動は継続します。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。


2009年9月8日
RIKI-TRIBAL 小池マサヒサ
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by plantercottage | 2009-09-08 19:01 | お知らせ
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